久しぶりに遊戯王のCSに出た話
おはよう世界。
こんなクソみたいなブログを読みに来てくれた皆、申し訳ない。調整工程もないしプランの話も書いてないから、暇な奴以外はここで帰って欲しい。
頼むなマジで。
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■始まり
自分、ここ一年ほど出張続きの身なんですが偶々年末から地元に帰ってまして。昔からの友人と話している際、
「さくさくぱんださんの主催するCSが次で最後になるけぇ、ちょっとお前ェも久しぶりに遊戯王触れてみんけ?オ?可愛い後輩の最後の祭舞台位でてやらんけ?」
とのお声掛けがあり、1月11日の三連休に2回、今日の1回と遊戯王のCSに出てきました。
※CS:Chanmpion ship、有志によって開かれる草の根イベント。オフ会と違って比較的プレイレベルは高目。
■調整段階~地獄の始まり~
OKとローラ張りに気前のいい返事をしたのは良いものの、何から手をつければ良いのかさっぱり見当もつかない。何のデッキを使えばいい、どういったカードが今の環境で強い?俺には知識が足りなさ過ぎた。
カップラーメンに湯を注ぎ、食べ頃になるまで考えた末に俺が出した結論は”仲間”を頼ることだった。
地元の十何年と遊戯王を続けている友人にSOSの連絡を送ったところ、1/11のCS当日に発売される新弾、ETERNITY CODEに収録される新カードがどうやら相当にナイスカードらしい。
お前ェも絶対に気に入るカードだぜと友人からのお墨付き。20年弱と付き合いのある友人からの情報だ。どの道環境なんて分からない俺は友人の言葉を信じるがままに一つのデッキを作成した。
調整デッキ:恐竜サンダー2020.ver
余りの紙束ぶりにデッキレシピは割愛します。
以前から俺はこのデッキタイプを大好きなんです。3500の全体攻撃持ちや、デッキサーチを禁止する能力を持つ効果破壊不能のシステムクリーチャー等パワフルなカードのオンパレード。いわば重戦車。
新カードのアルゴザウルスは確かにナイスなカードで、このデッキにおいての潤滑油的な役割を果たすカード。小回りの利く重戦車に勝てるデッキなんて有る訳がねえだろ。一人回しを続けていくにつれ、謎の自信が俺の中で芽生えていった。
深夜、カップ麺を啜りながら簡単な一人回しを終えて翌日友人との調整へ向かった。
結論から言うが俺と俺のデッキは友人にズタズタにされた。信じていた恐竜は重戦車じゃなかったし、なんならチョロQの方が後ろに引っ張るだけで前を向いて走ってくれる分、チョロQの方が俺のデッキより優秀だったと思う。
俺のかわいい恐竜たちは過ぎ去った年月によって化石になっていた。追い詰められた俺はデッキの変更も考えたが、ショーケースに並ぶ新カード達の価格を見て秒で諦めた。
なにより時間がない。CSまではもう3日と無いのだ。ここで知らないカード群へ手を出した所で、大会当日に脳内回路がショートする未来しか俺には見えなかった。
■新たな出会い、1/11CS 1回目
友人との調整からの帰途、俺は頭を抱えていた。
デッキの変更はこのタイミングでもうしたくは無い。が、このまま紙束と一緒に弾け飛ぶ未来は避けたかった。そう、俺の選んだ恐竜というデッキはカードパワーが余りにも足りないのだ。
GT-Rとハチロクが勝負したら逆立ちしたって勝つことはない。俺は毎日早朝とうふを秋名レイクホテルまで運ぶ生活なんで送っていないので、ローテクマシンに近代遊戯王が誇るハイテクデッキ達に勝利を与える力なんてありはしなかった。
ボボボボボ
どこかから音が聞こえてきた。まだやれる、諦めるには早いとストレージの中のカード達から鳴き声が聞こえてきた。俺はカード達の叫びと自分の直感を信じデッキに新たなプランを取り入れた。
調整デッキ:恐竜サンダー2020.ver2
調整時からそのまま土曜日のCSに持ち込んだデッキになりますが、レシピは同じく割愛します。
キーカードは今回の新弾で追加されたテーマであるネメシス2種とボウテンコウ。
超雷竜とボウテンコウからアクセスするカウンター罠による先行制圧、制圧、捲り性能を兼ね備えた究極伝導獣が織り成すダンスに俺は魅了された。
ギミックを入れるスロット確保の為、事故が多発するベビケラドン・プチラノドン・真竜皇をデッキoutして、ネメシス・竜星パーツをin。デッキが唸り声を上げていた。もうお前らは化石なんかじゃない。土曜日のCSをジュラシックパークにしてやろうぜ。
胸の中で謎の自信がまた膨れ上がっていくのを感じながら、俺は土曜日のCSに向け眠りについた。
ナイスカードだったはずのアルゴザウルスはデッキから姿を消していた。
1/11(土)オレタンCS個人戦
使用デッキ:恐竜サンダー2020.ver2
戦績:1-4